よちよち歩きのペンギンぺんたぁず

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ペンギン6属18種の紹介

ぺんたぁペンギン

ペンギンは、1科6属18種が主流です

”ペンギン科”以下の6属は、”エンペラー属”・”アデリー属”・”マカロニ属”・”キガシラ属”・”コガタ属”・”フンボルト属”となります。
それぞれの”属”には、一つまたはそれ以上の”種”が含まれます。

当サイトでは、ペンギンを6属18種としています。
ただ、他にも”ハネジロ”を”コガタ”の亜種としたり、”ロイヤル”を”マカロニ”の亜種とする分類方法もあり、その場合は16種 または17種となります。国際自然保護連合(IUCN)のリストには、更に細かく 25の種と亜種が設定されています。

”科”を包括する より大きな分類の”目”の分類方法では、従来からの『”系統分類学”の分類体系』と、最新のDNA解析の『”シブリー・アールキスト鳥類分類”の分類体系』があります。”目”に包括されている”科”から下の分類は 今は2つとも共通しているようです。

『”系統分類学”の分類体系』と、『”シブリー・アールキスト鳥類分類”の分類体系』での、ペンギンの分類方法は、このページの中程で紹介しています。

  • エンペラー属
  • エンペラーペンギンエンペラー
  • キングペンギンキング
  • アデリー属
  • アデリーペンギンアデリー
  • ジェンツーペンギンジェンツー
  • ヒゲペンギンヒゲ
  • マカロニ属
  • マカロニペンギンマカロニ
  • ロイヤルペンギンロイヤル
  • イワトビペンギンイワトビ
  • シュレーターペンギンシュレーター
  • スネアーズペンギンスネアーズ
  • フィヨルドランドンギンフィヨルドランド
  • キガシラ属
  • キガシラペンギンキガシラ
  • コガタ属
  • コガタペンギンコガタ
  • ハネジロペンギンハネジロ
  • フンボルト属
  • フンボルトペンギンフンボルト
  • ケープペンギンケープ
  • マゼランペンギンマゼラン
  • ガラパゴスペンギンガラパゴス
  •    その他
  • ぺんたぁペンギンぺんたぁ

分類方法

鳥類の分類は、現在流動的です。”科”を包括する より大きな分類の”目”の分類方法では、
骨格などの形態的特徴を元に行われていた従来の『”系統分類学”の分類体系』と、
最新の”DNA - DNA分子交雑法”という分子生物学的手法を初めて導入した『”シブリー・アールキスト鳥類分類”の分類体系』があります。
”目”に包括されている”科”から下の分類は 今は2つとも共通している様です。

”系統分類学”の分類体系

比較的、進化的系統を重視する系統分類学は、骨格・外観の特徴を調べる生物学、化石の骨格・分布地域から比較する考古学・地質学などから推察された古典的な分類方法です。

”系統分類学”での”ペンギン科”の位置

ペンギンは、『動物界:Animalia→ 脊索動物門:Chordata→ 脊椎動物亜門:Vertebrata→ 鳥綱:Aves→ ペンギン目:Sphenisciformes→ ペンギン科:Spheniscidae→ コウテイペンギン属:Aptenodytes…など』となります。
ペンギンは、ペンギンだけで1目1科を形成する、鳥の中の独立したグループでした。

由来

ペンギン目:Sphenisciformes(スフェニスキフォルメス)、ペンギン科:Spheniscidae(スフェニスキダエ)のラテン語の語幹 Spheniscus(スフェニスクス)の意味は、『小さな楔形の』の意味と言われています。

”シブリー・アールキスト鳥類分類”の分類体系

シブリー・アールキスト鳥類分類(Sibley-Ahlquist taxonomy of birds)は、チャールズ・シブリーとジョン・アールクィストによって90年代に 発表された鳥類の分類体系です。
今までの形態的特徴を比較する系統分類学とは異なり、DNA - DNA分子交雑法という分子生物学が加わった、別系統の新しい”鳥類分類方法”です。

”ペンギン目”は、大きく拡張された”コウノトリ目”に統括された。
チャールズ・シブリーとジョン・アールクィストは、”コウノトリ目”をDNA - DNA分子交雑法による解析の結果、 大幅に拡大し、ペンギン目、タカ目、チドリ目、カイツブリ目、ペリカン目、アビ目、ミズナギドリ目を含めることを提案した。これによってコウノトリ目の内容は、従来の分類から根本的に変化した。
現在、この分類には多くの異論が提示されているものの、
 ● ミズナギドリ目とペリカン目の一部(カツオドリ、ネッタイチョウ、ペリカンなど)が近縁関係にあること。
 ● ペンギン目とアビ目が共通の祖先を持っていること。
などは、複数の系統解析手法から支持されている。

ただ、形態による分類手法との矛盾、ミトコンドリアDNAやRNAの塩基配列に基づいた他の分子生物学的手法との不一致も指摘されており、この分類法がそのまま現時点では鳥類学者や学会に広く受け入れられているわけではない。
しかし、学者に与えたインパクトは大きく、その問題点を他の研究分野(形態学的手法、分子 生物学的手法、比較生物地理学、系統地理学など)の考察を加える事で、新しい鳥類分類学に発展する事が期待されている。

”シブリー・アールキスト鳥類分類”での”ペンギン科”の位置

ペンギンは、『鳥類:Aves→ 現生鳥類:Neornithes→ 新顎下綱:Neognathae (Neoaves)→ スズメ小綱:Passerae→ スズメ上目:Passerimorphae→ コウノトリ目:Ciconiiformes→  コウノトリ亜目:Ciconii→ コウノトリ下目:Ciconiides→ コウノトリ小目:Ciconiida→ ミズナギドリ上科:Procellarioidea→ ペンギン科:Spheniscidae→ コウテイペンギン属:Aptenodytes…など』となります。
※(あくまで鳥類分類なので”鳥類”から上は省いてある。)

属(genus)、種(species)について

  • 属(genus)
    分類学上の近縁の種の集まり。
    • 種(species)
      分類学上の基本区分。共通する形態的特徴を持つ。
      異種間交雑では繁殖能力が低い子孫の為、繁殖できないとされる。
      • 亜種(subspecies)
        種の一段階下の分類区分。
        同じ種のなかで、地域により明らかに形態的な差が認められる個体群。

学名

学名とは、生物につけられた世界共通の名称。ラテン語で表記される。表記の規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、植物・細菌には、それぞれ「国際命名規約」がある。日本独自の和名(標 準和名)と異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、1つの種に対し有効な学名は1つだけである。
種名を表記する場合は、通常 ”属”から上は省略されます。

ペンギンの学名
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学名の表記

種の学名(種名)は属名+種小名で構成される。この表し方を「2名法」という。
種の学名の初めの部分である属名は、同じ属に分類されている全ての種で共通の名前である。
第2の部分である種小名は、属名と結合させる事によりその種に固有のものとなる。 例えば、マゼランペンギン、ガラパゴスペンギンは同じフンボルトペンギン属 Spheniscus に分類されている別種なので、学名はそれぞれ Spheniscus magellanicusSpheniscus mendiculus となる。 なお、これ(たとえば magellanicus )を「種小名」というのは、属名と種小名を合わせた「種名」(たとえば Spheniscus magellanicus )と区別するためである。

属名、種小名は、地の文と明確に区別できる異なる字体で表記しなければならない。 欧文では一般にイタリック体(斜字体)が使用されることが多い。イタリック体による表記が難しい場合は、下線を引くことでも代用できる。属名は最初の1文字のみ大文字で表記し、種小名はすべて小文字で表記する。
 学名表記は長いため、文章中で最初の1回だけはつづりをすべて書き、どの属のことを指すか明確であれば、2回目以降に登場するときは、属名を頭文字+ピリオドで短縮して、S. magellanicus のように表記してもよい。

生物分類の基本単位は「種」だが、さらに亜種・変種・品種と、細目に分類することがある。
亜種名等は、種小名と同様の形式(一般にイタリック体ですべて小文字)で表記し、 属名+種小名の後に続けて書く。
属名+種小名+「ssp.」または「subsp.」+亜種名(ssp, subsp: subspeciesの略)
この表記を「3名法」とよぶ。ssp.等の符号は属名や種小名の字体(一般にイタリック体)にしない。なお、亜種の無かった種に新たにそれら が作られた場合、元になった種には、種小名の後ろに基本亜種を示す亜種名としてもとの種小名が繰り返される。これは新亜種の記 載によって自動的に生じるものであり、進化の流れとは全く関係ない。
 なお、動物の場合、ミナミイワトビペンギン Eudyptes chrysocome chrysocome のように、subsp.等の符号抜きで亜種小名を記すのが通例である。

学名がラテン語の場合は、属名は名詞、種小名は形容詞または名詞であり、種小名が形容詞か属格名詞であった場合、「2名法」による ○○○ ××× という学名の意味するところは、「×××な(の)○○○」ということになる。種小名が形容詞か属格名詞であれば、属名の名詞と性・数を一致させなければな らない。

補足

  • 各種の名称は、『ペンギン大百科』(発行 平凡社)を参考にしています。これらの名称を提唱した、故 青柳昌彦氏は、日本のペンギン学の先駆けであり、多大な功績を残されました。
  • 海外でも通用する英名は、『ペンギンガイドブック』(発行 阪急コミュニケーションズ)を参考にしています。英名をそのまま、日本語読みしてあります。
  • 分類学は、以前は骨格や外観の差異、進化の流れから推考されていましたが、DNA解析が導入されて以来、大きく変わってきています。DNAの差異を比べる、DNA解析により思いがけず、従来の疑問の解決や新しい疑問の啓示が繰り返されています。
    分類学そのものは、想像以上に複雑な学問ですが、DNA解析の登場により新しい定義の導入が期待されます。

参考文献

… 上部紹介は、下記 書籍・サイトを参考にしました。

  • 『ペンギン大百科』 平凡社  アマゾンのバナー
  • 『ペンギン ガイドブック』 阪急コミュニケーションズ  アマゾンのバナー
  • ペンギン(http://ja.wikipedia.org/wiki/ペンギン)』 …ウィキペディア(世界規模のインターネット百科事典)より
  • ペンギン科 (Sibley)(http://ja.wikipedia.org/wiki/ペンギン科_(Sibley))』 …ウィキペディア(世界規模のインターネット百科事典)より
  • 分類学(http://ja.wikipedia.org/wiki/分類学)』 …ウィキペディア(世界規模のインターネット百科事典)より
  • 学名(http://ja.wikipedia.org/wiki/学名)』 …ウィキペディア(世界規模のインターネット百科事典)より
  • Sibley-Ahlquist鳥類分類(http://ja.wikipedia.org/wiki/Sibley-Ahlquist鳥類分類)』(シブリー・アールキスト鳥類分類について) …ウィキペディア(世界規模のインターネット百科事典)より
  • ウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ)』 …(世界規模のインターネット百科事典)
  • ※… ウィキペディアのURLアドレスには、日本語が含まれます。