よちよち歩きのペンギンぺんたぁず

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ペンギン皆兄弟

ハネジロペンギン

合唱団で相手を探す。「地球は人間様だけのもんじゃない!」ペンギン皆兄弟

ハネジロペンギン

性的行動(合唱団)

「誇示のディスプレイ」または「ソロコーラス」
巣の周辺で、まだつがい相手のいないオスが、メスを獲得するときに行う。体全体を直立させ、首を真っ直ぐのばし、くちばしを真上に向け、フリッパーを背中につくくらいに上げ、「震え声」を出す。

つがい相手がいる個体もこの行動をすることがあり、その場合は、獲得したなわばりを確保する機能を果たすと考えられる。
地中に巣を作るタイプでは、おもにオスが単独で行うが、岩穴に巣を作るタイプでは、まだ相手がいないオスが3〜6羽の「合唱団」を作って、繁殖つがいのいるところから離れて「誇示のディスプレー」をすることもある。

オーストラリアのフィリップ島では、まだ相手のいないオスは、掘った巣穴の前でつがい相手を探す。しかし、ニュージーランドのオタゴ半島では、相手のいないオスは、巣穴を掘る前にコロニーから少し海岸方向に下った岩場で相手を探し、つがいになってから巣穴を探す。

採餌行動

ふつう、日の出直前に海に出て、日没後30分〜2時間経ってから上陸し始める。すべてのペンギンの中で、最も夜行性的な傾向が強い。
(作者注… 人家に近い所に繁殖地をかまえるものは、日の出前から日没後に帰還する夜行性が強い。逆に、周りに人家の無い所に繁殖地をかまえるものは、日没前のまだ明るい頃から帰還する時もあります。このムービーでは、場所をニュージーランド南島のモントゥナウ島に仮定してます。)

…以上『ペンギン大百科』(平凡社)より引用  
作者注…『ペンギン大百科』(平凡社)ではハネジロペンギンを亜種として扱っています。
よってこの行動は、ハネジロペンギンを含むコガタペンギンのものです。

地球温暖化について

以下の地球温暖化に関する文章は、書籍『NHKスペシャル 気候大異変—地球シミュレータの警告』から抜粋しました。
[地球シミュレータ]という、日本が世界に誇るスーパーコンピュータによる、計算結果に基づいています。 この計算結果から、今まで存在し得なかった、ブラジル沖の熱帯低気圧の出現が予想され、実際に観測されました。

まえがき より

私たちが生きていないほど遠い将来、100年後の気候を予測することにどんな意味があるのか、明日の天気も予想できないのに100年後がわかるのか、そういった声を耳にすることもあります。確かに100年後の気候を正確に予想するのは大変難しく、はじき出された予測にもまだ大きな幅が残されています。

また番組の取材当初からご協力をいただいた国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室長の江守正多さんは、100年後の未来の地球の姿を私たちが知ることの重要性をこう話してくれました。

「なぜ10年後、20年後の地球の姿ではなく、100年後の予測をするのかとよく聞かれます。しかし重要なのは、100年後に生きている人たちがどんな気候にすむかを決めるのは、100年後に生きている人たち自身ではないということです。100年後の気候の姿は、今生きている私たちがどういう行動をするかにかかっているといえるのです。」

Ⅰ 第2章 止まらない気温上昇

今回紹介した地球シミュレータの計算結果は、最悪のケースよりも低いおよそ700ppmで計算したものである。

一月に紅葉、五月に海開き

最高気温が今よりも上昇するため、その影響で100年後の一月には雪は降らず、紅葉の見ごろを迎える。羽根つきや獅子舞、鏡餅といった、お正月定番の光景の背景に紅葉が広がる様子を想像してほしい。それは、現在の東京に比べるとかなり違和感がある光景であろう。

冬らしい冬はほとんどなく、秋が終わったと思ったらすぐに春が訪れる。三月初旬には桜が満開を迎え、四月初旬の入学式のころは新緑の季節で、初夏を思わせるような陽気に包まれる。そして、五月の端午の節句の時期には、早々と海開きが行われる。

100年後には、夏の期間が今よりも二ヶ月以上長くなり、一年のうち半年近くが夏となる。気温が30度を超える真夏日は、現在は45日程度だが、将来は100日を超える。

Ⅰ 第3章 極端化する気候

温暖化が引き起こす大気の乱れ

現在の気候では、年によって違うものの、梅雨前線は7月下旬になると北上して梅雨が明ける。しかし、100年後の梅雨前線は、8月になってもまだ停滞する年が多くなり、梅雨明けが大幅に遅れる傾向になる。その影響で、地域によっては雨の降る量が極端になり、例えば、九州を中心とした西日本で雨量が増加する一方で、東北では雨の量が減ると予想されている。

もうひとつ忘れてはならないのは、雨の降る量だけでなく、その降り方が変わり、特に豪雨の頻度が増加するということだ。ここでいう豪雨とは、一時間に30ミリメートル以上降る雨。「まるでバケツをひっくり返したようね」と表現される雨のことである。

地球シミュレータの計算結果をもとに豪雨の頻度を見てみると、日本全域で増加することがわかる。特に増加するのは九州で、温暖化すると、豪雨の頻度は今よりも70%増加すると予測される。関東から東北にかけては、全体的な雨の量は減るが、逆に豪雨の頻度は増えている。これは、まとまった雨が集中的に激しく降るようになることを示唆している。

日本を襲う豪雨

ここ数年、日本では強い雨の降る回数が増加している。特に北日本や東日本に比べて、西日本でその傾向は顕著に現れ、地球シミュレータの示す未来の姿と奇妙な一致を見せている。

さらにここ100年間の傾向を見ると、8〜9月にかけて記録される、一日に200ミリ以上という激しい雨(全国のほとんどの地域で大雨警報が発表されるような雨)の降る日数が増えており、特に最近20年間にそうした豪雨の頻度は高まっている。そして現在、地球シミュレータのデータをもとに、どの河川に、今後どのような洪水のリスクがあるのかを探る解析も進められている。

Ⅰ 第4章 巨大化する熱帯低気圧

日本を襲う台風の衝撃

では、将来、熱帯低気圧が勢力を増したとき、私たちにはどんな危機が訪れるのだろうか。仮想地球の2080〜2100年に発生する台風の中からひとつを選び、実際にその台風がどんな被害をもたらすのかを、防災の専門家が解析した。

注目したのは、2096年8月上旬、日本の南海上に発生した二つの台風である。この台風は発達しながら日本へ近づきはじめた。

そのひとつは日本上陸目前で進路を北にとり、上陸の危機は回避された。しかし、もう一つの台風はいちだんと勢力を増しながら日本列島に向かい、上陸直前の中心気圧は914ヘクトパスカルを記録した。これは日本の観測史上ほとんど例のない勢力で、ハリケーン・カトリーナに匹敵する。もし、この台風が現在の四国を襲ったら、どのような被害が出るのだろうか。

台風は猛烈な雨を降らせ、8月22日の午後8時、四国を流れる吉野川上流の山間部では1時間に80ミリメートルの雨を記録する。1時間に80ミリというのは、滝のような猛烈な雨である。同時刻、降り始めからの雨量も600ミリに達する。これは、現在の八月一ヶ月間でこの地域に降る雨の二倍近い量の雨が、たった二日間で降った計算になる。そして、大量の水は、増水していた吉野川の中流域に一気に押し寄せる。

吉野川の洪水の危険性については、国土交通省土木技術政策総合研究所の和田一範流域管理研究官が解析した。和田研究官は、普段から河川の管理に携わり、洪水の危険性や浸水可能地域を示すハザードマップの作成に関わっている。

その解析によれば、記録的な豪雨が山間部に降った直後の23日午前1時、吉野川の中流域で川の水が堤防を超えはじめ、ついには大規模な決壊が起こる。100メートル以上にわたる決壊部分から水は市街地に流れ込み続け、最終的には5800ヘクタールが水に浸かることになる。しかも水深は、深いところで3メートルにもおよぶことがわかった。

一方、風の被害はどうだろうか。これまで暴風と建造物の被害の関係について数々の調査を行ってきた、京都大学防災研究所の丸山敬助教授が解析を行った。

この台風は、瀬戸内海沿岸の都市に猛烈な暴風をもたらし、ある町では、風速は45メートル、場所によっては最大瞬間風速80メートルを超える風が吹く。

最大瞬間風速が50〜60メートルを超えると、コンクリート製の電柱が折れはじめ、一本の電柱が倒れると、その電線に引っ張られ、連鎖的に数十メートルにわたって電柱が倒れていくと考えられている。丸山助教授の解析によれば、最も被害が甚大な町では、およそ一割の電柱が倒壊するという。

また最大瞬間風速が30メートルを超えると、瓦が飛びはじめる可能性もある。瓦がなくなると、重石がなくなるた屋根全体が吹き飛ばされるケースも出てきて、町全他で一割から二割の家屋が半壊し、なかには全壊する家もあると考えられている。

これは、あくまでも、地球シミュレータが計算した架空の台風にもとづいて解析した結果である。また、地球シミュレータが予測する地球の将来の姿は天気予報ではないため、いつ、どこで、どんな異常気象が起こるかはわからない。ここでは、ひとつの例として仮想地球に発生した四国の台風を取り上げた。しかし、将来、こうした勢力の強い台風が頻繁に出現し、日本のどこかを襲ってもおかしくないのである。

Ⅱ 第2章 食料減産そして飢餓

温暖化と日本の農業

温暖化は日本の農業にはどのような影響を与えるのだろうか。気候の変化の影響を端的に示すシミュレーションがある。農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所の杉浦俊彦企画チーム長たちが行った果樹の生産適地の研究だ。

たとえば、日本一のりんごの産地、青森県の引前市の現在の平均気温は10℃で、りんごの栽培に適した温度だ。ところが2090年代になると、およそ5℃上昇し、りんごの生産には適さなくなる。一方、温州みかんの生産に適した気温は15〜18℃のため、引前はみかんの生産適地になるのだ。

現在、りんごは青森や長野など本州を中心に作られているが、2090年代には、北海道が主な生産適地となる。一方、現在、西日本の太平洋岸などで作られているみかんは、内陸部や日本海側が生産に適した地域になる。

将来、日本からりんごやみかんがなくなる訳ではないが、果樹農家は、気温の変化に合わせて果樹の植え替えを迫られる。また、温暖化にともない、気温や降水量の変化の振れ幅が大きくなる可能性があり、スペインのように、大きな打撃を受ける心配もある。

Ⅱ 第5章 危機回避の道

今、私たちにできること
  1. 温度調整で減らそう
     冷房の設定温度は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう

    冷暖房の設定温度を1℃控えるだけで、1世帯あたりの年間総排出量を0.5%削減できる。さらに、冷暖房にかかる経費を年間でおよそ2000円節約できる。

  2. 水道の使い方で減らそう
     蛇口はこまめに閉めよう

    3人家族の場合、お湯のシャワーを使う時間をそれぞれ1分間ずつ短くすると、年間で排出量を1.1%削減、
    およそ4000円の節約。

  3. 自動車の使い方で減らそう
     エコドライブをしよう

    自動車を停車や駐車している時のアイドリングを1日5分間とめたとすると、年間で排出量を0.7%削減、およそ2000円の節約

  4. 商品の選び方で減らそう
     エコ製品を選んで買おう

    たとえば、エネルギー効率のよい冷蔵庫は、通常のものよりも年間の排出量が2.9%削減でき、1万1000円もの節約に。
    効率のよいエアコンは2.2%削減、8700円の節約、電球を白熱灯から効率のよい電球型蛍光灯にかえると0.5%削減、2000円の節約に。

  5. 買い物とゴミで減らそう
     過剰包装を断ろう

    買い物の際に専用のバッグを用意し、プラスチックのトレーなどが使われているものをできるだけ避けると、排出量を1%削減できる。

  6. 電気の使い方で減らそう
     コンセントからこまめに抜こう

    電気製品を使用していないときでも、タイマーなどのために電力(待機電力)が消費されている。ビデオデッキ、オーディオデッキ、テレビ、電子レンジなどが代表的なものです。使っていないときに電源プラグをコンセントから抜くようにすると、年間1.5%の削減、6000円もの節約となる。

これらをすべて実行すると、一世帯あたり、一年間で温室効果ガスを10.4%削減し、おまけに3万5700円の節約も出来るというわけだ。ひとりひとりが、取り組みやすいものから ひとつひとつ実行に移していくことが大切です。

以上『NHKスペシャル 気候大異変—地球シミュレータの警告』(日本放送出版協会)より引用

作者の一考察

書籍『NHKスペシャル 気候大異変 地球シミュレータの警告』より、日本に関係する部分を抜粋してみましたが、世界的には更に悲惨です。食料問題もそうですが、海水面の上昇により世界規模では2億6000万人の環境難民が出ます。2070年までには、北極圏の氷は消え去り北極グマを含む何千種もの生き物が絶滅します。海面上昇は、一説には6メートルという学説もあるので、関東の江東区や墨田区では、渡し船が交通手段になりますね。

機会があれば、『NHKスペシャル 気候大異変 地球シミュレータの警告』を手に取ってみる事をお進めします。比較的薄い本ですが、NHK監修ですから、信用度は高いです。

中国とインドは、発展途上を理由に、『京都議定書』に反対していますが、困ったのはアメリカです。
アメリカは、「『京都議定書』はナンセンスだ、どの国家もそうだが自国の経済発展を最優先する。温暖化には科学的根拠は無い。」と、『京都議定書』から離脱しました。

そればかりか、こんな話もあります。------------------------------------------------------------------
『米海洋大気局(NOAA)が「地球温暖化がハリケーンの増加や強暴化の一因になっている」とする報告書を発表しようとしたところ、ブッシュ政権に阻止された』と、英科学誌ネイチャーが電子版で報じた。
 英科学誌ネイチャーは、『NOAAを所管する米商務省から委員会の議長あてに「報告書はもっと専門性の低いものが求められている」として、公表の中止を促す電子メールが送られてきたためだ』と伝えた。一方、NOAAのローテンバッハ長官はネイチャーの取材に『報告書は単なる内部文書で、公表するものではない』などと答えたという。
 しかし、ブッシュ政権は、『地球温暖化が大気中の二酸化炭素濃度の上昇など「人為的原因」によるものか、自然現象なのかは不明だ』とする立場をとっており、温室効果ガスの排出削減対策には消極的だ。
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環境テロ国家だな…。

参考文献

… 上部ムービーは、下記書籍を参考にしました。

  • 『ペンギン大百科』(平凡社)を参考にしました。  アマゾンのバナー
  • 『ペンギン大好き!』(新潮社)の写真を参考にしました。  アマゾンのバナー
  • 『NHKスペシャル 気候大異変—地球シミュレータの警告』(日本放送出版協会)を参考にしました。  アマゾンのバナー
  • さだまさしの『ペンギン皆兄弟』(CD『Only SINGLES~さだまさし シングル・コレクション』)から着想しました。アマゾンのバナー

さだまさし 『ペンギン皆兄弟』

ペンギン皆兄弟

  • 唄     ペンギンフィルハーモニー寒厳楽団
  • 作詞・作曲 さだまさし
  • 編曲    吉田弥生
  •       © SADA PLANNING,INC.

『Only SINGLES さだまさし シングル・コレクション』 収録CD

さだまさし Only SINGLES

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Creative Conservation Club(CCC)自然文化創造/工場(http://www.ccclub.jp/) 主催の アイドリング・コントロール・キャンペーン』と、
『ストップ・ザ・温暖化!!キャンペーン』の キャンペーンソングとして、1997.12発売。

 このムービーでは、曲の内 4:18分の部分しか流してませんが、全体では5:25分あり、この後もペンギン達がブツブツとぼやいて(?)ます。可愛らしいけど、深い曲です。
 メジャーアーティストが「恋愛相談」と「自分探し」のテーマ曲作りに忙しい中、こんな売れなさそうな それでいてとても大事なテーマの曲を出すなんて…。
メジャーアーティストって地球温暖化問題の歌って出してないですねぇ…。

 以前はマキシシングルの売上げの一部が 寄付されていたようですが、現在は分かりません。
現在は、『Only SINGLES~さだまさし シングル・コレクション~』のCD-4に収録されています。

作者 後記

僕は、さだまさしが好きです。ムービーにサウンドを使用したいと思ってたら、さだまさしが「ペンギン皆兄弟」なる曲を作っていた事を知りました。内容は、地球温暖化問題。
 その前に、NHKスペシャルで、地球温暖化問題の番組を見て以来とても気になってました。タイミング良く、NHK出版からその番組を書籍にしたものが、出版されました。
「ペンギン・フィルハーモニー寒厳楽団」が歌うとしたら何ペンギンだろう? コガタペンギンは、合唱団を作るんだよな…。このサイトを御覧下さってる方から、「次は、フェアリーペンギンを」とのリクエストもあり、これは作らねば!と、なった次第です。

地球温暖化問題。深刻です。
僕達の老後には、温暖化も進んでるでしょう。その頃には、僕達の約8割は、介護士にオシメを替えてもらうそうです。あるNGOのアンケートでは、「約3割の介護施設で虐待がある」と言われてます。
 その時、地球をダメにした犯人である僕達を、その時の介護士である子供達は、献身的に介護してくれるだろうか?
僕自身、「犯罪者にはそれ相応の償いを」と、思います。 とても、不安です。

身の丈に合わせて、とにかく始めましょう。